#SQLServer の記事
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Jan. 25. 2023
SQL Server の Read Scale Availability Group (読み取りスケール Availability Group) の手順を調べたので、その時のメモです。 Availability Group について あるサーバーが故障した時に、別のサーバーがその役割を引き継いでシステムを継続可能にする性能を “可用性” と呼びます。一般的にデータベースでは、Primary と Secondary サーバーを用意しておいて、普段は Primary データベースを使うが、Primary が何らかの障害で止まった時は Secondary データベースにフェールオーバーしてシステムを継続させる、というように構成して可用性を実現しています。
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Jan. 24. 2023
SQL Server のレプリケーションについて調べる機会があったので、その時に調べた概要と手順のメモです。 環境 初めに注意点 MySQL、PostgreSQL、Oracle 等他のデータベースでは、レプリケーションは Read 処理を複数のサーバーに分散するために使用され、もし Primary サーバーが故障した場合は、Replica サーバーの内の 1台が Primary の役割を引き継ぎ、システムを継続できます。 ただ SQL Server のレプリケーションは基本的に Read 処理を分散するためだけに用意されている機能で、Primary が故障した時に Replica が Primary の役割を引き継ぐ、ということができないので注意してください。 (Primary と Replica 両方で書き込みができるレプリケーション トポロジーもありますが、基本的には異なる拠点間でのデータ同期が主な目的で、Read 処理を分散するようなケースでは使用されないものと理解しています) サーバー故障時に別のサーバーが役割を引き継いでシステムを継続する性能を “高可用性R(続きを読む…)
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Jan. 23. 2023
SQL Server のバックアップとリストアの手順メモです。復旧モデルについて 一般的にデータベースのバックアップと復元の方法には2種類あり、1つはデータベースのフルバックアップのみを取得する方法で、もう1つはフルバックアップとトランザクションログをバックアップする方法です。バックアップのみを取得する方法では、バックアップを取得した時点のデータへ復元することはできますが、バックアップ取得以降に変更されたデータについては復元することができません。
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Jan. 23. 2023
仕事で SQL Server のことを調べる機会があったので、その時調べたことの簡単なメモです。データベース、スキーマ、テーブル SQL Server ではインスタンスにデータベースを作成し、データベースの中に “スキーマ” を定義し、スキーマの中にテーブルや Stored Procedure、Function 等を作成します。
スキーマはテーブルや Stored Procedure などをグループ化するためのもので、どのユーザーがどのような操作をできるかといった認可をまとめて設定するためのものです。スキーマを使わず、各テーブルや Stored Procedure 等に直接権限を設定することもできますが、スキーマを使って権限を管理するのが推奨されています。